■マラスピーナ先生の臨床体験談 |
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【1】34歳のコロンビア人男性のケース
1993年3月に治療を開始。この方は精子過少症による男性不妊症と診断されていました。受精するのに十分な量の精子がなかったのです。18歳の時に、右側の停留精巣を手術していて、精巣が然るべき状態に機能していませんでした。32歳の時(1991年)にアメリカで人工授精をしたけれども失敗でした。1993年3月の精子検査の結果をみせてもらったところ、250mlの精液の精子の数は1mlあたり1,800万でした。通常の数が8,000万〜12,000万である事を考えると、かなり少ないと言えます。その上精子の運動量が少なく、62%の精子は奇形だったのです。
彼には300mgのマカの抽出物のカプセルを一日3つ、3回に分けて飲んでもらいました。それに加えてマナジュパ、フロールデアレナを続けて飲んでもらいました。二回目の診察は1993年11月でした。再び彼に精子検査をしてもらったところ、精子の量がかなり増えたのです。マカによる治療を続け、500mgのカプセル3つを3回に分けて飲んでもらい、それに加えて奥さんにも300mgのカプセルを一日に6つ飲んでもらいました。6ヶ月後にコロンビアで再び人工授精をして成功しました。これは私の最初のマカを使った不妊の臨床例です。
【2】49歳のペルー人女性
1996年9月に治療を開始。体重は61.5kg、子供が3人いました。この方には更年期の症状があり、軽度の骨粗しょう症で、偏頭痛、そして鬱の傾向がありました。1988年に子宮全摘出手術を受けていて、盲腸の手術、扁桃腺炎、乳房の補綴(ほてつ)をした経験もありました。1996年6月27日に行った検査では、エストラジオール値が23
pg/ml.、卵胞刺激ホルモン(FSH)は 64.2 mUI/mlでした。 そこでマカの抽出物を使って治療を始めました。
300mgの抽出物のカプセルを一つ、一日に3回飲んでもらいました。二回目の診察時(1997年1月27日)には更年期の症状が消え、体重が少し落ちていました。最初はマカで体重が増えるのではないかと気にしておられましたが、マカを飲んで、何もしなくても体重は減っていました。この時のエストラジオール値は148pg
(ピコグラム)/mlで、最初の診察のときの23 pg./mlよりもはるかに上昇していました。
その後、300mgのカプセル一つを一日二回、それに加えて植物エストロゲンの補給のために豆乳を一日に2−3杯飲むように勧めました。この方はこの処方を数年間続け、その後はマカを飲む期間と飲まない期間を作るようになりました。
【3】
76歳ペルー人女性
この方は体調維持のためにマカの抽出物のカプセルを1日に1個飲んでいました。ある機会に抽出物をやめて粉末のカプセルを飲む事を薦め、彼女はマカ粉末のカプセルを1日に3つ飲み始めました。その後、再びマカの抽出物を飲んだ時に、量を1カプセルに戻すのを忘れて抽出物なのに、1日に1つではなく、3つも飲んでいたのです。すると、彼女の乳房が張り、大きさが増し、膣から軽い出血がありました。気になって婦人科で調べたところ、問題は飲んだマカの量が多かったことでした。検査の結果、彼女のエストラジオール値は138
pg./mlで、この数値は妊娠できる大人の女性の数値に値します。また、プロジェステロンに至っては、7.5ng.
(ナノグラム) /ml.にまで減少していました。マカの摂取量を減らして抽出物を1日1カプセルに戻したところ、5ヶ月後にはエストラジオール値が15.1pg/ml.、プロジェステロンは0.23ng./ml.と、この年齢の女性の適性値になりました。
【4】
57歳イタリア人女性
1999年3月19日に治療を開始。
1984年に子宮を全部摘出していました。エストロゲンの膏薬を週に二回変えて使っていました。更年期障害の症状に加えて、リューマチによる関節炎や鬱の症状もありました。関節炎の改善のためにキャッツクロー5mlを1日に3回飲むように処方し、マカの抽出物のカプセル(300mg)を一日に2錠(600mg)処方しました。検査ではエストラジオール値が87pg./mlでした。
1999年4月15日、体調がよく、関節の痛みは消えていて、エストロゲンの膏薬はやめていました。マカの分量を増やして1日に3カプセル(900mg)飲むように勧めました。
その2週間後、とても神経が過敏になっていて、のぼせの症状があったので検査したところ、エストラジオール値が17pg/mlになっていました。そこで処方を変えてマカの抽出物3カプセルに加え、豆乳を一日にコップ3杯処方しました。エストラジオール値が急激に減ったのは、エストロゲン膏薬を使うのをやめたせいではないかと思います。
同年5月29日には状態はだいぶよくなっており、検査してみたら、エストラジオール値は58pg./mlと通常の状態に戻っていました。従って同じ処方を続け、今でもこの患者さんとは時々連絡をもらっていますが、調子がいい状態が続いています。
ここに説明したのは、マカの抽出物を治療に使った例です。マカの抽出物にははっきりとエストラジオールなどのような薬用効果がみられ、症状が自然に改善されていくのがわかりました。
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